はじめに:「最近お腹が出てきた…やばい」と感じているあなたへ
「なんか最近お腹が出てきたかも…」
「昔よりお腹まわりがぽっこりしてきたな…」
そんなふうに感じ始めるのが、ちょうど30代から40代にかけて。仕事も忙しく、運動する時間もなかなか取れない。
だけど健康診断の数値も気になりだすし、なによりお腹が出ているとちょっと見た目も気になりませんか?
この記事では、運動不足になりがちな30・40代男性向けに、いきなりシックスパックの腹筋を目指すのは難しくても、ぽっこりお腹対策で自宅で手軽に始められる腹筋の鍛え方をわかりやすく紹介していきます。
もちろん、割れたかっこいい腹筋を目指してもOK❗️

でも、いきなりジムに通うのはハードルが高いかな💦

そんな心配しなくても大丈夫!ジムに行かなくてもできることをしっかり紹介するよ!
説明の通り器具がなくても出来るメニューを中心に、より高負荷を与えたい人向けに器具ありのトレーニングも紹介します!
また脂肪を落とすためのヒントも合わせてお伝えしますね。
知っておいてもらいたい大事なこと!!
先に腹筋メニュー紹介の前にみなさんにわかってもらいたいことがあります!
それは・・・
「腹筋だけではお腹は脂肪は大して落ちない」
そして「ぽっこりしたお腹がちょっと腹筋してちょっと食事制限すれば、1〜2ヶ月でシックスパックの腹筋になると思ってたりしませんか?」
答えはNO!そんなことはまずありえないという現実。
もし、簡単にそんな腹筋になれるという記事や動画があればほぼ詐欺でしょう(笑)
それだけお腹の脂肪って落ちづらいものなんです。
まずは、「なぜお腹が出てくるのか?」の原因から見ていきましょう。
なぜ30・40代はお腹が出やすいのか?
お腹まわりの脂肪が気になり出すのは、実は自然なことなんです。特に30〜40代の男性は、いくつかの理由で脂肪がつきやすく、しかも落ちにくくなってきます。
【1】基礎代謝の低下
若い頃に比べて、体が消費するエネルギー(=基礎代謝)は少しずつ下がっていきます。同じ食事をしていても、使われずに余ったエネルギーは脂肪として蓄えられやすくなるんです。
【2】運動量の減少
仕事が忙しくなったり、家庭ができたりして、20代の頃より運動する時間がぐっと減っていませんか?日常的な運動量が減ると、当然カロリー消費も少なくなり、脂肪がたまりやすくなります。
【3】内臓脂肪が増えやすい体質に
男性は特に「内臓脂肪型肥満」になりやすいと言われています。見た目では「ぽっこりお腹」に見え、健康リスク(高血圧・糖尿病・脂質異常症)も上がる要注意ポイント。
ということで、「なんか俺の腹やばい!?」と思っても、恥ずかしがる必要はナシ!ここから対策していけば大丈夫です!
ぽっこりお腹撃退、自宅でできる腹筋メニュー紹介
おすすめ!お腹周りを引き締める腹筋トレーニング7選
「道具なし」「省スペース」でできる、30・40代の初心者でも取り組みやすい腹筋トレーニングを7つピックアップしました。運動不足でも無理なく始められるよう、強度は徐々に上がるよう構成しています。
① クランチ(基本の腹筋運動)
鍛えられる部位: 腹直筋(シックスパック部分)
やり方:
- 仰向けになり、膝を90度に曲げて足を床につける
- 手は頭の後ろか胸の前に軽く添える
- 上体をゆっくり丸めるように起こす
- おへそを見るように意識しながら、元の位置に戻す
目安: 10~15回 × 2~3セット
ポイント: 腰は床につけたまま。首だけで起き上がらないように!
② レッグレイズ
鍛えられる部位: 下腹部
やり方:
- 仰向けで両足を伸ばす
- 両手はお尻の下に置く(腰が反るのを防ぐ)
- 足を揃えてゆっくり持ち上げ、床ギリギリまで下ろす(床にはつけない)
目安: 10回 × 2~3セット
ポイント: 腰が反らないよう、腹筋で足をコントロール。
③ プランク(体幹トレーニング)
鍛えられる部位: お腹全体+体幹
やり方:
- うつ伏せになり、両肘とつま先を床につけて体を浮かせる
- 頭からかかとまで一直線に保つ
目安: 30秒〜1分 × 2セット
ポイント: 腰が落ちたり、お尻が上がりすぎないように注意!
④ バイシクルクランチ(ひねりを加えた腹筋)
鍛えられる部位: 腹直筋・腹斜筋(わき腹)
やり方:
- 仰向けで両足を上げ、膝を90度に曲げる
- 手は頭の後ろに添える
- 肘と反対側の膝をクロスさせるように体をひねる
- 左右交互に繰り返す
目安: 10回ずつ × 2~3セット
ポイント: 勢いを使わず、しっかり「ねじる」意識で。
⑤ ヒールタッチ(わき腹引き締め)
鍛えられる部位: 腹斜筋
やり方:
- 仰向けになり、膝を立てて足を肩幅に開く
- 肩を浮かせた状態で、右手で右足のかかとをタッチ
- 左右交互に繰り返す
目安: 15回ずつ × 2~3セット
ポイント: わき腹を縮める感覚を意識!
⑥ ニートゥチェスト(下腹+股関節周り)
鍛えられる部位: 下腹部
やり方:
- 床に座り、両手は体の後ろで支える
- 膝を胸に引きつけ、また伸ばす動作を繰り返す
目安: 10回 × 2~3セット
ポイント: 腰が丸まらないよう、体を立てたまま動かす!
⑦ マウンテンクライマー(脂肪燃焼系)
鍛えられる部位: 全身(特に腹筋)
やり方:
- プランク姿勢になり、片膝を胸に引き寄せる
- 足を交互に素早く入れ替える
目安: 20秒 × 3セット
ポイント: 有酸素的に動いて脂肪燃焼も狙えるメニュー!
この中から、自分に合ったメニューを1日2〜3個選んでやってみるのがおすすめ。忙しい日は1〜2種目だけでもOK!
腹筋により強い負荷を与えたいあなたに!アブローラーを使え!
アブローラー(腹筋ローラー)とは?
紹介してきた腹筋メニュー7選で鍛えることは出来ますが、より強い負荷を求めたい方には、こちらの器具を追加で紹介します!
簡単に紹介すると、アブローラーは、ローラーにグリップが付いたシンプルな器具です。

アブローラーは、床でコロコロ転がすだけで、腹筋だけでなく、体幹、背中、腕、肩まわりまで一気に鍛えられる「超効率トレーニング」の器具となります。
アブローラーのメリット
- 腹筋に強烈な刺激が入る(はじめはほぼ筋肉痛確定レベルかも)
- 自宅でOK、省スペースでできる
- 体幹も一緒に鍛えられるので姿勢改善にも◎
正しいやり方(初心者向け・膝コロ)
- 膝を床につけて、ローラーを両手で握る
- 腹筋に力を入れたまま、ゆっくり前方に転がす
- お腹が床につく前に止めて、元の位置まで戻す
回数の目安: 5〜10回 × 2〜3セット
注意ポイント
- 腰が反ると、腰痛の原因になるので注意!
- 腹筋に力が入ったまま戻るのがコツ
- 最初は浅めの距離からスタートしてOK
- 「立ちコロ(立った状態からやる)」は上級者向けなので無理しない!
こんな人におすすめ!
- クランチやプランクじゃ物足りなくなった人
- 短時間で腹筋を追い込みたい人
- 省スペースでもハードに鍛えたい人
ここで腹筋ワンポイントアドバイス
筋トレ全般に言えることですが、ただ闇雲に回数をこなせばいいわけでなく、腹筋にしっかり効かせることを意識して行うようにしてみてくださいね✌️
効果を出すための続け方&生活習慣の見直しポイント
腹筋トレーニングを始めても、「3日坊主で終わった…」「全然変化が見えない…」というのはあるある。でも、ちょっとした工夫で続けやすさも、結果もグッと変わります。
【1】毎日じゃなくてOK!「週2~3回」を目標に
毎日頑張ろうとすると、疲れたり忙しかったりで挫折しがち。
週2〜3回の頻度でも十分効果は出ます。「月・木・土にやる」など、軽く決めておくと習慣化しやすいですよ。
個人的に、きちんと「効かせる腹筋」が出来ていると、毎日はきついかなと思います💦
有酸素運動や他の筋トレも併用してみる
カロリー消費を狙うなら、有酸素運動や他のトレーニングも上手く併用してみましょう!
有酸素と言っても、ジョギングがきつい方はウォーキングでもOK!30分でもいいので定期的に取り入れてみてください👣
また、筋トレの中でカロリー消費が高めなのは、やはりスクワットでしょう!こちらで詳しく紹介しています!
【2】“見える変化”より“感じる変化”に注目
そして、お腹が引っ込むには時間がかかるということも理解しててください。
でも、「姿勢が良くなった」「疲れにくくなった」など、小さな変化を感じ始めたら、それは確実に前進してるサイン!
【3】食事をちょっと意識することも必要
せっかく鍛えた腹筋を浮かび上がらせるには筋肉をつけるだけでなく、やっぱり脂肪を減らすこともカギになってきます。その為には食事制限でカロリーを減らすことが必須になってきますよ!
でも急にストイックな食事制限はとても続きません。最初は、
- 夜だけ炭水化物を控える又は量を減らす
- 脂質の高い食べ物も今までよりは減らす
- お菓子やジュースを減らす
- タンパク質(卵・鶏むね肉・豆腐など)を意識して摂る…これくらいの“ゆる改善”でも継続していければ十分!
【4】できる範囲でOK。完璧じゃなくていい
仕事も家庭も忙しい中、毎日ストイックなトレーニングなんて現実的じゃありません。
気持ちが乗らない時は「今日は1種目だけでもOK」「5分だけやろう」くらいの気持ちで始めたほうが、結果的に長続きしますよ。
次はいよいよラスト!
まとめとして「自宅で腹筋を鍛える習慣を身につけるヒント」をお届けします。
まとめ|自宅で腹筋を鍛える習慣を身につけよう
30・40代になると、確かに自然とお腹まわりに脂肪がつきやすくなってきます。だけど、それは「年だから仕方ない」と諦める必要はまったくありません。
ポイントは、「自宅で」「無理なく」「コツコツと」
筋トレは、最初の数週間は変化を感じにくいかもしれません。でも、ある日ふと鏡を見て、「ちょっと引き締まったかも?」と気づく瞬間が来ます。
その小さな変化が、自信になり、やる気になるんです。
そしてもうひとつ大切なのは、“続けること”。
完璧じゃなくてOK。疲れた日はサボってもOK。
そしてまた戻ってくる。筋トレを続ける上で、これがとても大事なことなんですよね。
こんなあなたにオススメ!
まずは『週2回、2種目』からでも始めてみませんか?
スケジュールのアプリに週2回のトレーニング予定を書いてみて、この日は必ずやると決めておくのも方法かもしれませんね。
そして、いきなりバキバキに割れた腹筋を目標にしたら途中で挫折する可能性が高いんです・・・
そうではなく、続けてみて「なんか腹筋が硬くなってきた」「引き締まってウエストが少し細くなった」なんてことがあれば、それだけであなたは成功してるんです!
それこそがこの記事の目的になります✨️

きっと「継続できた」という事実が、あなたのこれからの体づくりの土台になるでしょう!
「そうすれば、あなたのお腹は必ず変わっていきます!!」

僕も最近、お腹がプヨプヨしてきたから頑張らきゃね!
コメント